ヒャダインの“ガルポプ!”夏休みスペシャル 和田彩花さん、福田花音さん出演部分書き起こし
「大器晩成」は今年1位
和田、福田:よろしくお願いします。
小出:今年1位の名曲『大器晩成』。もう今年1位。
ヒャダイン:これ出たとき、キターって思いましたよね。
小出:全員ざわつきましたからね。
ヒャダイン:さわつきましたね。いや、そんぐらいだったんですよ。
和田、福田:ありがとうございます。
「アンジュルム」という名前
小出:アンジュルムっていう名前に改名するのを聞いたのがこの番組の収録のときだったんですよ。
スタッフの方が教えてくれたときの俺らの反応が「おおー」ってなって。
南波:「きょとん」ってかんじで。
和田、福田:そうですよね(笑)
ヒャダイン:本人たちも「スマイレージ」っていう名前から「アンジュルム」って、違和感なかったですか?
福田:最初はすごいあって、「アンジュルム」って名前でやっていけるのかなってぐらい自分たち的にも不安があったんですけど、
今は慣れましたね。ヒャダイン:和田さんも慣れました?
和田さん:たまに口から「スッ、スマイレージ」って出るありますけど、それ以外はとくに問題なく。
小出:でもそれぐらい「大器晩成」が「アンジュルム」にガチっと切り替えてくれた感じがしました。
ヒャダイン、南波:そうなんですよ。
ヒャダイン:どんな名前をつけたとしても違和感はあったと思うんですよね、「スマイレージ」が長かったんで。
そこを払拭するように、一気にアンジュルムにガッとみんなをねじ伏せたのがこの「大器晩成」というド名曲。
和田、福田:へえー。
小出:「アンジュルムでいいなあ」って。
ヒャダイン:思いましたよね。ジュルムさんですよ、ジュルムさん。
和田、福田:ジュルムさん(笑)
アンジュルムになって変化したこと
ヒャダイン:アンジュルムになって変化したことってありますか?
和田:周りの方が見てくれるようになったんですよ。 どちらかといえばスマイレージの6人時代は放置され気味だったんですけど、
ヒャダイン、小出、南波:ハハハハハ。
和田:でもアンジュルムになって、新しくなったっていうのでもう一度見て頂けるチャンスが増えたなあとすごく感じます。
ヒャダイン:どうですか?福田さん。
福田:私も今までスマイレージっていう名前のときは自分たちでもどん底っていうぐらい「本当に私達ハロプロなの?」って思うような活動が多かったんですよ。
でもアンジュルムになって、急にチヤホヤして頂いたりして、ちょっと3期メンバーずるいなって思いました。いきなりこの扱いで
ヒャダイン:まあそうですよね。
南波:本当に形勢変わりましたよね。
福田:変わりましたね。
和田:嬉しいです。
新メンバーの3人
ヒャダイン:他局のテレビ番組にアンジュルムの9人で来て頂いたんですけど、新メンバーの破天荒さ、天真爛漫さがひどくて「こいつら大丈夫かよ?」と思ったんですけど。どうですか?
福田:3人は破天荒って言葉が合うかもしれないですね。結構グイグイするんですよ。6人は以外と繊細なところがあるから、3期がグイグイ来て2期が引いてるときを見ると面白いなってこっちは見ちゃいますね。
ヒャダイン:1歩引いて2期メンを見てるんですね。
武道館公演の手応え
ヒャダイン:アンジュルムとして5月に武道館公演があったんですけど、こちらどうでした?手応え。
和田:いや、ちょっと早かったので、アンジュルムになってすぐ武道館っていうのはちょっと大変だったなって思ったんですけど、手応えはちょっとなんか忘れちゃった部分多いんですよ。
ヒャダイン:ええ?なんで?
和田:ほんと一瞬のできごとすぎて、結構私忘れちゃって。「早かったな」って思いでしか。花音ちゃんだから言って。
ヒャダイン:この人がリーダーで大丈夫なの?(笑)
福田:私はすごく覚えています。1回目の武道館よりも緊張して。1回目は初めてだったから曲もそのままのアレンジでそのままの形でお見せするのが多かったんですけど、5月の武道館は演出にもこだわっていたり、今までやっていなかったことをやってみたり、普段よりも緊張して、緊張しすぎて震えました。
ヒャダイン:ほお。そんな中で覚えていないという人が隣りにいる、
和田:思いました!
ヒャダイン:思いました?
和田:すごい仕掛けとかをたくさん作ってもらったんんですよ。それが素直に嬉しくて。オープニングもマジックみたいなことを作ってくださったり、「魔法使いサリー」を歌ったときもマジックでポンと出るようにしてくださったりしてすごく嬉しかったです。
ヒャダイン:推されてれるっていう
和田:なんかいろいろ掛けてるなあってのが
南波:いろいろ掛けてる
小出:お金かな(笑)
ヒャダイン:お金方面ですね(笑)
新メンバーオーディション
ヒャダイン:新メンバーオーディションでどういうメンバーが入ってきてほしいですか?
和田:素直に言うと何かが大好きっていう熱い心を持った子がいいですね。
かわいいっていうのも大切ですけど、それよりもアンジュルムが大好きとか、歌とかダンスが大好きっていう、何か大好きっていうものがあったら嬉しいなあって思います。相川茉穂は研修生をやってたとはいえ期間が3カ月程度だったんですよ。あとの2人がいろいろできちゃうタイプだったので、3人の中でも一人だけできない子みたいな扱いだったんですけど、でも誰よりも一番スマイレージが好きだったんですよ。そういう気持ちだけで乗り越えてきた感じあるなあっていうのは見てて思います。
小出:めっちゃ泣ける。
ヒャダイン:何かが好きって気持ちって大切ですよね。
小出:好きじゃないと絶対うまくならないですしね。
ヒャダイン:中途半端ではハロプロの大人は採用しませんからね。あそこは厳しい。
小出:厳しいですからね。
ヒャダイン:選りすぐりが選ばれてるわけですからね。
「七転び八起き」
ヒャダイン:アンジュルムの曲って、いわゆる「つんく♂さん外」じゃないですか。それなのにすごくつんく♂さんが書いた感が俺すごくするなあと思って。あと、歌い方もそうなんですけど、歌詞の世界観もそうだし、でもつんく♂さんじゃないんだよなっていう。
なにか、いいつんく♂イズムをすごく継承してて、全く別のものじゃなくて。この曲もそうだし、メロディーラインとかも、つんく♂イズムをすごく研究されてるんだなあと。
小出:かなり研究されてますよね。
ヒャダイン:そうですよね。卓偉さんもそうですし。ひたすらかっこいい、曲に恵まれてるなあと僕は思いまいた。
和田、福田:ありがとうございます。
ヒャダイン:どうですか?コイちゃん。
小出:「七転び八起き」もつんく♂さんだったらもっとねっとり仕上げるはずなんですよ。メロディーを。そこを微妙にねっとりラインからちょっと足を微妙み引き上げてるというか。その塩梅。ポップにしてる塩梅みたいなものが。
ヒャダイン:「大器晩成」もそうですよね。
小出:そうですね。「大器晩成」もたぶんつんく♂さんのボーカルディレクションだったらもっとねっとりしてるし、つんく♂さんなら、ここに、この歌い方で、この言葉は当てないんだけど、っていうのを卓偉さんはやってるというのを感じました。
ヒャダイン:どうですか?アンジュルムになって、つんく♂さん外になってから何か変化はありました?
福田:でも私はもともとハロプロ大好きで、つんく♂さんの意味分かんない恋愛の歌詞が大好きなんですよ。
小出:ああ、それはもうほんとそう。分かります。
福田:だからどうなるんだろうっていうのはあったんですけど、今まで歌えなかった、人にそのままストレートに勇気を与える歌詞がすごく多くなって、その歌詞を歌いながら自分たちも元気をもらうことが増えたので、歌ってて楽しいです。
ヒャダイン:和田さんどうです?
和田:歌詞がすごい変わったなあと思うんですよ、いちばん。自分たちにしかもピッタリな歌詞、で四字熟語を探しだしたのでしょうか。
自分たちに重ね合わせて聴いちゃって。歌ってるときに涙が出そうなぐらい。すごく歌いやすいです。「臥薪嘗胆」
ヒャダイン:等身大ということですよね。「大器晩成」、そして今回の「臥薪嘗胆」。これまさに臥薪嘗胆、最初は意味分からなかったんじゃないですか?
福田:読めなかったですね。
南波:でしょうね。
小出:知らないと本当に。
ヒャダイン:でも知ったらこの言葉ピッタリ来たを思いました?
和田:いや、まだ耐えるのかって思いました。
ヒャダイン、小出、南波:ハハハハハ。
南波:まだ耐えなきゃいけないんだっていう。
ヒャダイン:まだ肝を食わなねばならないかっていう。
小出:でもそれはもう「大器晩成」で示されてしまいましたからね。
ヒャダイン:そうですね。でもしばらく四字熟語は続くんですかね?
福田:どうなんだろうね。
和田:ここまで来たらね。
小出:ことわざシリーズ。
ヒャダイン:名言シリーズ。
和田:やりたいですね、私的には。
ヒャダイン:何がいいですか?例えば。知ってる四字熟語。
和田:「一石二鳥」(笑)
福田:「億万長者」がいい(笑)
ヒャダイン:ハハハハハ。億万長者、すごい曲ですね。でも無い話じゃないですよね。
小出:「私の彼は億万長者」とかね。
福田:あ、なんかさ、良くない?今はこういう苦労を私達がしてきたからこう頑張りますみたいな四字熟語だけど、「私の彼は億万長者」みたいな、四字熟語を使った変なストーリーも見てみたいです。
ヒャダイン:あ、さすがこれ、作詞家を目指してるだけありますね。
和田:いろいろ妄想が。
小出:作詞脳になってますね。
ヒャダイン:作詞脳になってますねそれ。
福田花音さんの卒業
ヒャダイン:そうですよ。花音さん、卒業ですよ。
福田:そうです。
ヒャダイン:今年の11月の武道館で。これちょっと、和田さん、ずっと長い付き合いですよ。聞いたときどう思いました?
和田:でも3期メンバーが入るとか改名だとかっていう話し合いの中で一緒に出てきたことなんですよ。なのでそのときは「あ、このタイミングなのか」っていう感じだったんですけど、今になっては実感がなさすぎて、悲しいっていうのもあまりないですね。
ヒャダイン:3カ月ですよ。
和田:早いですね。
ヒャダイン:早いですよね、本当に。
福田:私も実感ないんですけど、みんなも実感なくて、このあいだ田村芽実ちゃんが「福田さんあと3カ月だってりなぷー」って言ったら、りなぷーが「んー」って。
ヒャダイン、小出、南波:ハハハハハハ。
和田:フフフフフフ。
小出:実感なさすぎ。
ヒャダイン:「だよねー。で?」みたいな感じですよね。で、どうですか和田さん、一期メンが一人になっちゃいましたよ。
和田:そうですね。「私が?」ってきっとみんな思ってるよね。ファンの人的には。
南波:「次はいつになるんだろう」みたいな?
和田:ですよねー。あと、「あ、あやちょが残ったか」みたいな。みんなそういう驚きのほうが強いかなと思いますきっと。
ヒャダイン:ああ、たしかに。
和田:でも、二期とそんなに先輩後輩っていうのがないので、まあ同期ではないですけど、関係がそこは強いので大丈夫なんじゃないかなあと思います。
ヒャダイン:泥水仲間ですからね(笑)
和田:はい、そうです(笑)
ヒャダイン:でも福田さん、あと3カ月どうですか?あっという間に過ぎると思うのですが。
福田:そうですね、ハロー!プロジェクトのアイドルになるのが私の目標だったので、ハロー!プロジェクトのアイドルでいられるのがあと3カ月となると、思い切りアイドルアイドルした生活をしたいと思っちゃいますね。
ヒャダイン:まあ、今日の私服もけっこうアイドルアイドルされてますよね。
福田:あ、そうですか?でも普段より今日はちょっと落ち着いた服なんですけど。
南波:これで落ち着いた感じなんだ。
小出:そうなんですか。
福田:めちゃくちゃ落ち着いてます。今は。
ヒャダイン:和田さん、いつももっとひどいんですか?
福田:ひどいわけじゃない!(笑)
和田:いちご、いちご、いちご柄みたいな。ピンク、紫、白、みたいな。そういう感じです。
ヒャダイン:今日は白のレースで。
福田:自転車に乗るときは控えめの服にしてます。
和田:自転車で来たの?
ヒャダイン:自転車?
福田:最寄り駅までですよ(笑)
全員:ハハハ。
福田:そこまではさすがに。
福田:違います。
小出:だったらスポーティーでいい感じですよね。
ヒャダイン:なにがアイドルアイドルですかそれ(笑)
福田:フフフ。
福田花音さん、作詞家への転身
ヒャダイン:でも福田さん、卒業後ですよ、小出さん。
小出:作詞家になると。結構ビックリしましたけどね。
福田:私もビックリしてますね。
ヒャダイン:へへ(笑)なんで。
小出:自分で言ってみてビックリしたと。
福田:はい。「えー」みたいな。私が作詞をやりますと言うと「お前が作詞家?」みたいなファンの人も笑ってる感じなのでそれを見返してやりたいなという気持ちはありますね。
でも、つんく♂さんの歌詞を今までずっと見てきて、つんく♂さんに直接「これってどういう意味なんですか?」とか聞いたりしていたので、つんく♂さんをいつか超えたいです。
ヒャダイン:うわ大きく出ましたね。
福田:めちゃくちゃ大きく出てます。
小出:でもさっき言った、つんく♂さんのいい歌詞は『なに言ってるかよく分かんない』っていうのがいいみたいなのって、一番今までのハロプロの歌詞のカラーを決定づけていた一個のでかい特徴じゃないですか。
福田:はい。
小出:それを演者側も理解していたということに今僕はビックリしているし
ヒャダイン:いや、俺も感動してる今それに。
小出:それを作詞家としてフィードバックさせようとしているっていうのが面白いですよね。
福田:はい。
小出:書くかもしれないですよね。
福田:書いてみたいですね。やっぱりハロー!プロジェクトのアイドルでありながらもハロー!プロジェクトのメンバーの方がやったことがないことをしてみたいなってずっと思っていたので、「作詞家になった方は一人もいないよ」ってスタッフさんとかと話してて、これは絶対成功させなきゃいけないなって思いましたね。
ヒャダイン:どうですか和田さん。それを歌いたいと思っている気持ちってありますか。
和田:恋愛の歌詞はイヤだ。
全員:ハハハハハ。
和田:今から注文をたくさん言っておこうかなと。
福田:それはやっぱり自分の思い通りにはいかないじゃないですか。テーマとか発注が来ちゃうので。
ヒャダイン:ハッハー。もうプロだよ。「発注」が来ちゃう。
和田:発注が来てもそれを守らない、そういう手もある。
ヒャダイン:社会人として0点だよそれ(笑)
福田:その手を出したら使ってもらえないから。
小出:ハハハハハ。
ヒャダイン:さてはいろいろ修行をされてるっぽいですね。
福田:そうですね。頻繁にレッスンをさせて頂いてます。
ヒャダイン:すごくいい環境ですよね、そう考えたらね。僕らもすごく応援したいですよね。
小出:本当に。
福田:ありがとうございます。
ヒャダイン:あるかもしれないですよ。私達の曲に福田さんが。
小出:あるかもしれないですよ。楽しみですね。
福田:頑張ります。
ヒャダイン:そのときは是非よろしくお願いします。本当に。
福田:お願いします。
今後の目標
ヒャダイン:現在ライブツアー中で秋にはコンサートなんですが、和田さん、グループとして今後の目標を。
和田:目標。でも今年いっぱいで9人が終わっちゃうっていうのは大きいなあと思って、花音ちゃんの卒業という大きなものもあるし、9人でも最後っていうのがなんだか悲しいな、1年だけだったなあと思ったので。いい調子でスタートできたにもかかわらず、9人が最後なので、9人の完成形を作れるように、見せられたらいいなと思います。
ヒャダイン:でもどうですか?抜けて入ってフォーメーションを1からやり直しじゃないですか。
和田:それが最も面倒くさいんです!
全員:ハハハハハ。
福田:それはめっちゃ面倒くさいよね。
和田:本当だよね!
福田:次はもうそのフォーメーションチェンジに参加しないのはちょっと気楽です。
全員:ハハハ。
南波:ちょっと寂しいって言うかと思ったけど。
福田:本当に大変です。だからモーニング娘。'15さんすごいなって前からずっと思ってました。
ヒャダイン:いま和田さんが本当にイヤそうな顔をしていたから、本当に大変なんですね。
和田:本当に大変です。
ヒャダイン:そりゃそうですよね。歌割りも変わったり。フォーメーション全部変わったり。
福田:最近は自分たちでフォーメーションを付けてやってるんですよ。
ヒャダイン、小出、南波:へえー。
ヒャダイン:なるほど。福田さんの目標はやっぱり作詞家として成功する。
福田:そうですね。やっぱりハロー!プロジェクトの曲に元気をいっぱいもらってきたので、私がハロー!プロジェクトの曲を書いてその曲で誰かに元気を与えられたらなと思いますし、アンジュルムが大ヒットするときの曲を私が書けたら嬉しいなって思います。
小出:めっちゃいい話。
ヒャダイン:いい話ですね。
南波:「億万長者」。
全員:ハハハハハ。
小出:ぜひそのときに「億万長者」を。
ヒャダイン:四文字シリーズの集大成、「億万長者」。いいですね。いい歌詞を期待したいと思います。