飯窪さんはカードの審査に落ちていない
8月29日の「ヤングタウン土曜日」でモーニング娘。'15の飯窪春菜さん(愛称:はるなん)が「クレジットカードの審査落ちた」と言ったとされたことが記事になり、
モー娘。飯窪春菜、クレジットカードの審査落ち明かす ファン衝撃「モーニング娘。の肩書が通用しないだと?」 | ガジェット通信
2ちゃんなどで他事務所のグループのアイドルでクレジットカードの審査のカードに落ちた人がいるとか、雇用契約はどうなっているのかといった話にいろいろ飛び火していたのですが、
肝心の「クレジットカードの審査落ち」という部分。私はこのヤンタンの放送をオンタイムで聴いており、飯窪さんはそうは言っていなかったのではないかと思ったので、ヤンタンを聴き直してカードの件のところを書き起こしてみました。
(以下「ヤングタウン土曜日」(MBSラジオ)8月29日放送書き起こし)。
飯窪:広島県のハニー色のサングラスさんからです。『所持金がなくておみやげ買えません』
さんま:え?何が?
飯窪:これはさっき言った30カ所の握手会のときに、3カ所目がメンバーが合流して握手会を行なうというところだったんですけど、それぞれ各地でおみやげを持ってこようって突然指令が入ったんですよ。
さんま:はいはい。
飯窪:ただ私、その日の所持金200円でどうにも買うことができなくて。
ショージ:200円って。
さんま:よう200円で地方行ったなお前は。
ショージ:カードは?カード。
飯窪:カードとか持ってないです。一切持ってなくてスタッフさんにおみやげ買って頂いて何とか事なきを得たんですけど。
鞘師:フフフ。
飯窪:今日も所持金100円でここまで電車賃もなかったからマネージャーさんに2000円借りてきました。
岡井:どうしたの?
ショージ:なんで持ってないの?
さんま:お金あるやろお前、銀行。
飯窪:カード自分で下ろせないんですよ。全部ママに預けてるので。
さんま:ほんならママに言うたらええやんけ。
飯窪:昨日ママに下ろしてきといてって言ったんですけど、今日朝が早くてママが起きるよりも早く家を出たので下ろしてきてもらったのをもらうのを忘れちゃったんですよ。だから100円しかない状態で家を出て。
さんま:カードを持たしてもろうたらええやん、銀行の。
鞘師:大人なのに。
飯窪:ええ、ちょっと分かんなくて。
さんま:何が?
飯窪:カード難しくないですか?
さんま:お前21やろ?
飯窪:はい。でも怖いなと思って。
鞘師:えー。
ショージ:無いほうが怖いやんか、なんかあった場合。
岡井:千聖でもできるよ。
飯窪:カード作れますか?私。
さんま:ちょいちょい。お母さん持ってはるやんか、銀行の。キャッシュカード。
鞘師:そのまま。
さんま:とか、あれやんか、カードを作るなら、VISAカードとか作んねんやったら作ったらええねやんか。作れるよ。
飯窪:え、なんか前に、作ろうとしてもよく分かんなくてできなかったんですよ。
さんま:え?何が?
岡井:え?
飯窪:収入が不安定だからみたいな、よく分かんない。
岡井:え?そんな。
さんま:お金があれば、貯金があれば。
飯窪:ああ、分かんないです。
さんま:あるよお前。
飯窪:ありますかね。
岡井:絶対ある。だって千聖でも作れてるから絶対あるよ。うち貧乏だけど作れたもん。
さんま:貧乏のとこの子供みたいな顔してるな。
岡井:ねぇー、ちょっとやめてくださいよ(笑)。
ショージ:それはないやろ。
岡井:それはないですよね。
ショージ:あ、ほんまやー。
鞘師:あははははは。
岡井:違いますもう(笑)。ハンコとね、証明書とね、自分の。
さんま:あったらええねんけどな。
ショージ:作れるよ。
さんま:ああ、そういうのが苦手な子なのか。
鞘師:あらー。
ショージ:何もでけへんやんか。
飯窪:そうなんです。何もできないです。
岡井:ヤバいよそれ。
さんま:まあまあ、銀行のカード作っても瀬川瑛子さんなんて、40過ぎてから銀行のカード初めて持って、キャッシュカードで初めて下ろしに行って、暗証番号ずっと電卓押してはったん。
先ほどの記事とこの書き起こしてを見比べてみて、
しかし飯窪さんは「前に作ろうとしてもよく分からなくて、できなかったんですよ」と明かす。クレジットカード会社に「収入が不安定だから」と言われたといい、審査が通らなかったようだ。
という部分。
「前に作ろうとしてもよく分からなくて、できなかったんですよ」と「収入が不安定だから」という部分は放送で飯窪さんが実際に述べているのですが、「審査が通らなかったようだ」という部分は記事の筆者の類推です。
事実と類推をうまい具合に混ぜてそれっぽく見せて、しかも類推の部分をタイトルにしているものだから、もう飯窪さんが「審査に落ちた」と言ったかのようになってしまっています。そもそも飯窪さんは申し込んでいないので受かるも落ちるもないということは後半まで聴けば分かるのですが。ずるいですね。
それにしても、途中の「大人なのに」と、何の悪気もなく毒っけのあることが口からポロっと出てしまう鞘師さんの一言が面白いです。