工藤遥さんのヤンタン新レギュラーを祝してこれまで出演した過去2回をまとめてみました

工藤遥 HARUKA [DVD]工藤遥さんのヤングタウン新レギュラー決定を祝して、今まで工藤遥さんがヤンタンにゲストとして出演された過去2回のおもしろかったポイントをまとめてみました。

1度目の出演(2015年8月15日)

ヤンタンに初出演した工藤さん。オープニングトークでは話に参加せず、タイトルコールの後紹介されるまで黙っているという決まりを知らず、さんまさんが履いてきたONE PIECEのサンジの靴下の話に食いつき、さんまさんに「後で紹介するから」とたしなめられるところからスタート。

「おじいちゃんと話しに来た」みたいな雰囲気です

さんまさんに、60歳以上のさんまさん、ショージさんを相手に喋ることに緊張していないかというさんまさんの気遣いから、「爺さん2人とがいるのってどう?」と聞かれるが、額面通りに受け取った答えをしてしまう工藤さん。

さんま:60の爺さん2人と10代2人がいるっていうのは。どんな感じなの?工藤は今日来てて。

工藤:えー?ちょっとあれですけど、「おじいちゃんと話しに来た」みたいな雰囲気です

さんま:ちょっと感じ悪いなそれは。

工藤:申し訳ないですけど。

ショージ:お父さんいくつ?

工藤:お父さん46です。

さんま:そんならまあまあ。おじいちゃんは健在なの?いくつ?

工藤:おじいちゃん68とかですね。

さんま:まあまあおじいちゃんいう感じやな。じゃああんな靴下(サンジの)履いてるのあ嫌なんかな?

工藤:でも、逆にさんまさんがおじいちゃんだったら楽しいですね。ONE PIECEとかの話もできるし、本当におじいちゃんはおじいちゃんなので、さんまさんはおじいちゃんって感じあんまりしないです。

さんま:そしたらおじいちゃんて言わんといてくれるかな。

全員:アハハハ

工藤:すみません。

さんま:お前がおじいちゃんみたい言うから、ちょっとショック受けたんやけど。

工藤:すいません。

さんま:かまへんかまへん。おじいちゃんやからなこれどうしようもないわな。そうやな。もうそういう歳やねんな。

飯窪さんとマンガキャラかぶり

漫画大好きキャラということでヤンタンでも定着している飯窪さん。工藤さんも漫画好きで、最近キャラが被ってきていることに少し不満を持っていると打ち明ける。さんまさんは「マンガキャラは飯窪さんにあげて」と言い、そのことをあとで振るが、全くそのことに気づかずラブライブの話を熱く語ってしまう工藤さん。

飯窪:みんなキャラクターを作ろうとするんですけど、私はマンガが好きっていうことしかなかったので、くどぅーは最年少とかいろいろあるじゃんって思ったんですよ。

さんま:ああ、売りがあるのにマンガ好きは私のもんだって、そういうのは気をつけなあかんで工藤。「あ、かぶってる」とか、「飯窪さんはこれで売ってるのに」とか、そいういうのあるやんか。マンガ好きは一応はるなんに。

工藤:そうですね。

さんま:飯窪、今オススメはなんやねん。

飯窪:ハイキュー!!」です。2・5次元ミュージカルもやります。

さんま:あれすごいらしいなあ。ステージの奥行きがすごい広いんやろ?

飯窪:光とか使っていろいろ。

さんま:あんなん好きなのかー。

飯窪:テニミュ」って言って女子にすごい人気ですね。

さんま:工藤、お前は何好きや今。

工藤:私ですか?今、あの、「ラブライブ」っていうアニメが好きで、

さんま:うん。。

工藤:学校を廃校から守るために、スクールアイドルっていうのを始めるんですよ。それが世の中にだんだん浸透していって、同じアイドルの立場からしてて・・・

さんま:工藤、さっきから言うてるようにマンガは飯窪にあげてくれる?

ショージ:あんた振ったやん、さっき。

工藤:一応あたし、アニメとかゲーム寄りで攻めたんですけど。

さんま:やめてあげてくれるかな。「一切知りません」って。さ、続いて。

イス取りゲーム号泣事件

工藤:番組で人数分イスがあるイス取りゲームをやったんですよ。いつまでも終わらないってなったのに、「次決勝戦行きまーす」って突然鞘師さんと道重さんだけになって、イス取りゲームが始まったんですよ。
で、おかしいでしょって言ってて私もずっと間違ってますよねって言い続けてたんです。だけど大人はなんかいいからやっててみたいな。

さんま:テレビ番組やろ(笑)

工藤:「なんか何?」みたいに言われて「はあ?!」ってなって、すごい頭にきて反抗しまくったんですけど、挙句の果てには「うるせーんだよ」とかまで言われて、しかも遠くでマネージャーさんたちはゲラゲラ笑ってるし、

さんま:そらせやな(笑)。むちゃくちゃ面白いなその話。そらマネージャー、ゲラゲラ笑うのもっすごい分かるわ。「お前、なにむきになっとんねん」言うやつやろ?

工藤:そうですよね。しかもイス取りゲーム頑張ったらテレビに映れるとか、だから一生懸命頑張って、絶対勝ち残ろうとしてた負けず嫌い精神が空回りしちゃって、大泣きですよね。

さんま:もうディレクターの思うツボやなあ(笑)。

飯窪:「イス取りは理不尽なルールだと楽しくない」という教訓のコーナーだったんですよ。

さんま:そういうことやったん。なのに「なんでよ!」ってなったん。

工藤:工藤「まじめに仕事しに来てんのに」とか言いながら泣いてました。

さんま:すっごいアホやなお前。

出川さんに蹴りを入れる事件

バラエティ番組でも負けず嫌いが出てしまう工藤さんに対してさんまさんは春日かと突っ込む。

工藤:これもテレビ番組で、出川さんと対決させて頂いたときに、私は正々堂々と戦おうとしてるのに出川さんがすごいちゃちゃ入れてくるから、「なんだ?」と思って

さんま:番組やろ?(笑)

工藤:つい足が出てしまって、あやうく顔を蹴りそうになってしまって

さんま:ヒャーッ(笑)ビックリしたやろうなあ出川。番組盛り上げようと一生懸命やってるのに、前でムキになって「なんだお前」って蹴り入れそうになる女って。タチ悪いなあお前。お前オードリーの春日っぽいねんな。勝たないと気が済まないねんな。

工藤:気が済まないです。

飯窪さんをバカ呼ばわりしてた事件

中学2年のときにインタビューで飯窪さんのことをバカ呼ばわりしていたことを明かされ、あの頃はイキってました、黒歴史でしたと謝る工藤さん。さんまさんは、イキってもいいけど言うてええことと悪いことがあるぞとたしなめる。

飯窪:(メールを読む)工藤遥ちゃんが中学2年のときにインタビューに答えて飯窪春菜について言うとったなう。「意外と頭が悪い。あ、でも、これは意外でもビックリでもないのか。私的には5歳も年上だから私よりは勉強もできるし、中2の間違いを指摘できるから頭は悪くないと思ってたんです。でも、飯窪さんはやっぱりバカでした。普段の発言もそうだし、漢字も弱いし」

さんま:ひどいこと言うとんな。

工藤:本当に申し訳ないです。

飯窪:今初めて知った!2年越しに。

工藤:ほんとにごめん。本当にごめんなさい。

さんま:本人の前で言ったんちゃうんやろ?とんでもないねえ。

工藤:本当に加入してから、かなりイキってたんですよ。

さんま:まあええけどな。そういう奴がいててもな。でも、そんなイキってたという言葉では片付けられへんよお前。イキっててもええけど、言うてええことと悪いことあるからね。5歳上の人に「バカですよあれ」って言うてんねんでお前。

工藤:それで、何だろうなあ。

ショージ:「何だろうなあ」って(笑)

工藤:何ですかね。私もきっと無駄な、あの、やっぱ、こう、3人は普通にオーディションから入ってきて、私はもともと研修生から入ってきたという無駄なプライドからそうなってて、超生意気だったんです。

さんま:「せやな」。いやいや、それだけでは片付けられへん言うてるやないか、なあ。でもその時には「バカだなあ」思うててんやろ?

工藤:思ってたんだと思います。

さんま:正直にこんだけ思うてるって気持ちええよな、バカって。「あの人漢字も知らないし」。

飯窪:清々しいですね。ただ中2の頃はそう思ってたのかと。

工藤:いやもうほんと申し訳ない。

さんま:今もバカは消えないからね。「こいつバカだなあ」。

工藤:いやいやそんな思ってないです。思ってないです。

さんま:友達に言うてたんやろ。「バカ部でしょだいたいあの人」とか。「目見たら分かるでしょ、バカ部だとバカ部」。

工藤:言ってない、言ってない。言ってません。言ってません。

さんま:イキってたなあ、それは。

工藤:ほんとにもう、自分の中の黒歴史です。

さんま:黒歴史やあれへん。そういうキャラやから。12歳で気を使うのもおかしいし。

エンディングでも飯窪さんのことを・・・

マンガキャラのところで振りに気づかなかったこともあり、さんまさんは工藤さんに飯窪さんをバカと言っていたことについて振る。そこでも工藤さんは振りに気づかず工藤さんがバといいかける寸前でさんまさんがお別れの挨拶。

さんま:お前の強気な性格がええねんな、芸能界に。ほんで最後に答えてくれ。飯窪を本当は今はどう思うてんねん。

工藤:エヘッ!?、そうですねえ、、、

飯窪:いいよ正直に。

工藤:すっごい可愛がってくれるんですけど、まあ・・・

さんま:お相手はさんまと。

ショージ:ショージと

飯窪:モーニング娘。15飯窪春菜

鞘師:鞘師里保

工藤:工藤遥でした

さんま:また来週お会いしましょうさようなら

全員:さようなら

2度目の出演(2015年11月14日)

2度目の出演は11月14日。工藤さんは前回のように黒歴史についていじられないように、今回は前回と打って変わっておとなしめの雰囲気。序盤ではツアー中に肩が外れた話など真面目な話に終始するが、後半での「かわいい」話で一気に盛り上がる。

「かわいいを訂正することにストレスを感じます」

「かわいい」のためにストイックに努力している工藤さんに対して、無理はよくないからあきらめろとさんまさん。しかし工藤さんはそれに必死に抵抗。

工藤:(川柳のメールを読む)6時以降、基本なにも、食べません

さんま:そうしてんの?

工藤:そうしてます。自分で道重さんよりかわいいとか言っちゃったもんだから、気を使わなきゃと思って、6時以降ごはん食べないようにしたりとか、撮影の前は食事制限したりしてます。

さんま:ああ、まあまあまあ、プロやからなあ。

ショージ:それ訂正したら食べれるよ

工藤:やっぱ食べます。

さんま:「私道重さんよりブサイクですもう、そんで鞘師さんもそんな好きじゃないです」って言うたら気持ち良く生きていけるんちゃうか。人間ちょっとでも楽なほうが楽やでほんまに。無理することは一番ストレスやからな。

工藤:でも、その、あれですよ。かわいいに関してはむしろ訂正したらちょっとあれです自分的に。

さんま:何言うてるのお前。

飯窪:わあ〜

工藤:訂正することにむしろストレスを感じます。

さんま:ファーッ!(笑)。頑張れよ。はい次。

工藤:(川柳のメールを読む)プールでね、足首骨折したけれど、病院いかず自力で治した

さんま:お前肩外れるわ足って、骨弱いんちゃう?

ショージ:食べてないから。カルシウムとか。

さんま:カルシウム不足やわ。

工藤:なるほど。訂正、

飯窪:せめて8時以降とかにしたら?6時は早すぎるよ。

工藤:8時くらいにします。

さんま:あきらめろって言うてんねん。「かわいい」を。

工藤:ええ?!

さんま:「ええ?!」って言われてもやなあ。それはお前、人って、お前が思ってるかわいいは違うぞ。人が見てかわいいやからな。

工藤:でも、最近いろいろテレビとか出させて頂くことで、黒髪ショートの子かわいいみたいな声をちらほら聞くんですよ

(爆笑)

ショージ:「ちらほら」って(笑)。商店街で?(笑)

工藤:聞くから、世間にも受けるのかなって思うようになって。

さんま:いや、ごめんなさいね。俺もテレビとかいろいろ出てて、「ほんとかっこいい」ってちらほら聞くよ。それほどかっこよくないやろ?

工藤:いや、かっこいいと思います。

(爆笑)

さんま:そうなの?お前かわいい

飯窪:ああ、またそうやってー

工藤さんが入ったヤンタンはどうなるか

最後に、工藤さんがヤンタンに入ることで、これからのヤンタンがどうなるかを考えてみたいと思います。

工藤さんのおいしいところ

工藤さんの一番面白いところは「性格はまじめでとてもしっかりしているのに天然なところ」。振りやお約束が分からずとんちんかんな答えを言ってしまところだと思います。さんまさんはとんちんかんな答えをする人(ジミー大西さん、浅田美代子さん、中村玉緒さんなど)の良さを引き出す天才なので、番組内でも面白い科学融合がたくさん起こるのではないかと思います。

「普段はきはき喋っているぶん、うろたえて行き当たりばったりで喋るときが面白い」

飯窪さんをバカ呼ばわりしていたことについて、突っ込まれてアワワとなったりするあたりが、工藤さんは普段ハキハキと喋っているぶん、余計に面白みがでます。さんまさんならではの激しいツッコミに、ときどきそういう一面が見られるのではないかと思います。

工藤さんの独特の価値観をさんまさんがどう料理するか

「かわいいを訂正するつもりはない」の話など、工藤さんはかなり独自の価値観を持っている方なので、そこにさんまさんがそれは違うやろと突っ込むパターンもあるのではないかと思います。ここにもするどく突っ込む人が今までいなかったので面白いのではないかと思います。

工藤さん舞台女優としてのさらなる飛躍

しかし、一番の楽しみは、ヤンタンに出ることで、工藤さんがさんまさんから芸人の人生哲学を学んで、さらに一段上のエンターテイナーになることだと思います。特に舞台で活躍している工藤さんにとって、お笑いモンスターさんまさんの姿だけではなく、舞台人さんまさんの背中を見て学ぶことはとても大きいと思います。

とにかく、楽しみですね!おしまーい